【保存版】元税関職員がサルでもワカるように「免税範囲」を解説するよ

こんにちは、元税関職員(国家公務員)の相原 ユーキです。
海外へ出かけたことのある人なら誰でも経験がある、帰国時の税関検査。
社会悪物品の流入を水際で防ぐ役割を担っているというイメージの強い税関ですが、もう一つ重要なのが「関税の徴収」です。

海外で購入したお土産が「免税範囲」を超えると、その分だけ税金がかかります。

今回の記事では、元税関職員の僕が「免税範囲」をサルでもワカるほど丁寧に解説していきます!
一般の旅行客が勘違いしがちなルールもご紹介しますので、海外旅行前にサクッと読んでみていただけると良いと思います。

元税関職員が語る、成田空港(旅具部門)での仕事と一日の過ごし方

2018.03.03
 

ざっくり:用語の説明

1. 関税とは?

関税は、歴史的には古代都市国家における手数料に始まり、内国関税、国境関税というような変遷を経てきましたが、今日では一般に「輸入品に課される税」として定義されています。
出典:http://www.customs.go.jp/shiryo/kanzei_shikumi.htm


ものすごくカンタンに言うと、外国から日本に持ち込んだモノにかかる税金=関税です。
企業レベルだけじゃなくて、個人の旅行客が持ち帰ってきたお土産なんかも課税の対象になるのがポイントです。
 

2. 税率とは?

後述する「免税範囲」からはみ出たモノには税金(関税や消費税)がかかりますが、何パーセントの税金をかけるのか=税率はモノによって変わってきます。
海外旅行から帰ってくる際に関係してくる税率は、大きく3つあります。

  1. 簡易税率(関税+消費税・地方消費税)
  2. 一般税率(関税+消費税・地方消費税)
  3. 関税無税(消費税・地方消費税のみ)
  4. 消費税・地方消費税=8%

2と3の税率はやや特殊で、多くの場合1の「簡易税率」という税率がかかるんだなーというイメージで大丈夫。
ちなみに「簡易」というのは、税金の計算をシンプルにするために設けられている、というような意味合いです。
 
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